第五章:戸建てを見てみる

街

これまでのお話

こんにちは、餅つき名人です!!

妻の夢をかなえるために家を買うことになりました。家を買うならモデルルームだと地元である千葉県のモデルルーム行脚を開始します。

ところが千葉県の新築マンションが想像以上に価格が高く、これなら都内のほうがいいと都内のモデルルーム行脚に切り替えました。

しかし都心のマンション価格のあまりの高さに打ちのめされます。そして東京23区の東側に活路を求めていくのですが、それでも我が家の収入では買えない価格帯ばかりでした。

こうして物件の絶対額を抑えるために中古マンションを、ランニング費用を抑えるために一戸建てを視野に入れて物件選びを仕切り直していきます。

また並行して不動産コンサルタントへの相談やインターネットでの情報収集、関連書籍の購読も開始し徐々に知見を深めていきました。

オレンジプロジェクト99

ポラスが出がける南流山駅から徒歩14分、新松戸駅から徒歩16分、全99区画の分譲住宅です。利便性を求めてマンションをしかも新築を探していましたが価格の高さに頓挫してしまい、郊外の一戸建てはいくらなんだろうと調査がてら見学しました。

常磐線ユーザーなので駅距離が嘘八百なのが分かります。新松戸駅から歩いて20分はかかります。どうして徒歩16分の表記になるのか謎でした。綺麗に区画された典型的な大規模分譲住宅で好感は持てましたがこの駅距離は我慢の限界を超えていました。

すでに興味はなかったのですが戸建ての中を案内されて戸建ての良さに気づきます。具体的にというより「これが本当の家なんだ。人が住む環境はこれだ。」という感覚的なものでした。リビングから庭と道路とご近所が見えて大地に足がついているという安心感です。

都心の戸建ても見学しましたが、この安心感はありませんでした。おそらくポラスの戸建ての質が高かったからかもしれません。注文住宅の営業をしている友人も「ポラスは建売の中ではまだマシ」と言っていたので間違いはないでしょう。

ただこの友人が付け加えた「ただし値段は高い」を裏付けるようにこの駅距離で4500万円からの販売価格に度肝を抜かれたのです。しかしすでにほとんどの家が売れており既に入居されている家族もいます。しかもすべての家が子供有り、車有りなのです。

4500万円の不動産に車を保有し子育てができるくらいの収入があるのであれば都心に住めばいいのにとふと思ったものです。この考えは後々改めることになります。

車の設計関連の仕事をしていながら免許すらもたなかった父親の「車は金食い虫だから乗るな」と言われてきた影響もあり、私は車に興味がなく、戸建ての最大のメリットである駐車場代が無料のありがたみも感じなかったため、早々に戸建てに見切りをつけました。

また戸建ては庭の手入れの手間や冷暖房の効率の悪さも気になりました。ただ不動産に対して知見を深めた今は「永住するならマンションより戸建てのほうがよい」と思っています。マンションと戸建ての比較については後日あらためて記事にしたいと思います。

日暮里の新築戸建

上野・日暮里周辺で中古マンションを探した際に仲介業者から案内されました。こちらも新松戸の戸建てと同じく駅徒歩20分なのですが、歩いた先は山手線停車駅の日暮里駅です。資産価値からみれば断然にこちらなのに値段は3990万円と新松戸のオレンジプロジェクトより安いのに驚きました。

しかし現地を見て納得しました。狭小住宅という言葉がぴったりの狭い土地に目いっぱい建てられた3階建ての細長い戸建てだったのです。日当たりや解放感なんてありはしません。何軒か紹介されましたがすべてが同じ感想でした。

ここにきてポラスの分譲が駅距離と値段以外は相当にまともな戸建てだったことに気づかされます。やっと千葉県の各駅停車の駅から離れた戸建てをなぜ購入する人がいるのかが理解できたのです。環境を重視すると郊外の駅から離れた戸建てしか選択肢がないからなのです。

松戸の中古戸建

地元の仲介業者に紹介されました。5000万円という強気のお値段ながらJR松戸駅から徒歩5分と言う利便性に惹かれて見学しました。

地元の社長さんが建てた注文住宅とのことで期待して見に行きましたが癖が強すぎて全く心が惹かれませんでした。かなりの費用をかけて建設したこだわりの注文住宅が中古になるとここまでみすぼらしいものだとは想像しておらず衝撃を受けたのを思い出します。

この経験でますます一戸建てを購入するという選択肢がなくなりました。一戸建ては売却時に苦労するのが目に見えたからです。一戸建ては永住を前提とする代わりにランニングコストが安い不動産なのです。

子供がおらず、働き盛りの旦那がいる、私たちの家族形態にとって戸建ては早すぎるとの結論に至り、以後は中古マンション選びに注力していきます。しかし中古マンション探しも紆余曲折の波乱の展開となります。

離婚へのカウントダウン残りわずか

この辺りで妻が2回目の「離婚したい宣言」をしました。理由は「某バンドのライブを見て、こんな私じゃいけないと思ったから」です。

呆れて開いた口がふさがりませんでした。以前にも書きましたが私自身はどんなことがあっても妻と添い遂げるという覚悟をもって結婚したので絶対に離婚しないと決めていました。しかし妻の常軌を逸した志向をまざまざと見せつけられたこの一件でさすがの私も離婚を考えるようになっていきます。

また離婚するための私に対する無視や嫌味など妻の様々な嫌がらせは続き、さらに間の悪いことに仕事が人生最大の激務となり精神的に追い詰められていきます。

稼ぎもせず家事もせず、なけなしのお金を酒と美容で使い果たす妻がゴリラにしか見えなくなったのもこの頃です。妻に「私の中ではあなたは人間ではない。人類愛の対象外。」と宣言されたことも影響したのかもしれません。

ただ私も「とんでもないババを引いた。あなたは人間の怠惰な部分の結晶だ。自分の不遇を言い訳にして努力を怠っている単なる怠け者である。いまの状況はあなた自身が作り出した結果であり、被害者面するのはお門違いだ。」と一刀両断していますので一方的に妻を非難できる立場にはありません。

それでも家に帰るのが苦痛で自分自身の精神状態に危機感を感じ、家には帰らず箱根の温泉宿に宿泊してそのまま出勤することもありました。何でこんな態度をとるのか、止めることは出来ないのか尋ねたこともありました。妻からの答えは「女心が分かってないから」と言う回答になっていない回答でした。妻とやりとりをするたびに犬や猫と会話したほうがよっぽど楽だなとため息をついたものです。

それでも私のなかの夫婦という幻想が覚めることはなく、昔のような笑顔を向けてほしい、新しい家で夫婦関係を取り戻したい、なんとかやり直したい、と物件探しの旅を継続します。

それでは今日はここまで、お疲れさまでした!!











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