第十一章:引っ越しとトラブル

スポンサーリンク

これまでのお話

こんにちは、餅つき名人です!!

妻の夢をかなえるために家を買うことになりました。住んでいた千葉県の新築マンションが想像以上に価格が高く、これなら都内のほうがいいと都内の新築マンションに狙いを切り替えました。

しかし都心のマンション価格のあまりの高さに打ちのめされます。そして東京23区の東側に活路を求めていくのですが、それでも我が家の収入では買えない価格帯ばかりでした。こうして物件の絶対額を抑えるために中古マンションを、ランニング費用を抑えるために一戸建てを視野に入れて物件選びを仕切り直していきますが、一戸建ては夫婦二人には時期尚早と判断し中古マンションに狙いを定め物件探しを続けます。

並行して不動産コンサルタントへの相談やインターネットでの情報収集、関連書籍の購読も開始し徐々に知見を深めていきました。そして物件探しの中でお互いの金銭感覚が明らかになっていくと夫婦間に歩み寄ることができないほど大きな価値観の溝があることに気づきます

そして物件探しの後半になると夫婦仲はほぼ崩壊しており、妻のために始めた家探しが迷走しはじめます。なぜ家探しを続けているのか?そう思うことも多々ありました。もしかしたらこの家探しの旅が終わるときが夫婦関係が終わることになることを無意識に悟っていたのだと思います。

そんな紆余曲折のすえに妻の実家近くの中古マンションを購入することが決まりましたが、同時に運命の日がやってきます。ついに離婚が決まったのです。

しかしマンションを購入してしまった以上、そこに住むしかありません。すぐに売却すると手数料の分だけ手元の現金が減ってしまうからです。住む以上は快適な住空間にしたいのでリフォームを決心し、これまた紆余曲折のすえにリフォーム業者を決め、リフォーム工事が完了しました。こうしてやっと念願(?)の新居に引っ越すことになったのです。

1.引っ越し業者選び

学生時代にクロネコヤマトや日通、アート引越しセンターで引っ越しのバイトをしていたことがあります。その時の経験から今回もクロネコヤマトにする予定でした。クロネコヤマトは大資本であること、引っ越し事業単体で利益を追求していないことから、トラブルの際の補償と対応が迅速でしっかりしているのです。

ただ念のため比較サイトから複数社に見積もりを依頼しました。すると単身者の引っ越しで65インチの巨大なテレビを運んでも4万円程度なのです。小規模の引っ越し業者に至っては2万円台というダンピングレベルの金額を提示されたりもしました。

ただ価格の安さだけで業者を選ぶことは危険です。引っ越しはトラブルの塊であり、万が一のときに迅速で誠実な対応ができる業者にしなければならないのです。引っ越しのバイトをして痛感したことです。そこで日程の都合や大手の安心感など総合的に判断してアート引越センターに決めました。金額は5万円弱でした。

なお引っ越し業界が昔よりもさらにレッドオーシャンと化していることは気になりました。こんな過酷な価格競争をしていたのでは経営者も従業員も疲弊する一方でしょう。

すでに報道されているようにアリさんマークの引越社のブラック企業ぶりは有名であり言い訳の余地はありませんが、彼らもこの血で血を洗う価格競争の犠牲者なのだと同情の余地はあると思います。

きちんとしたサービスにはお金が必要であることは社会人であれば誰でも知っていることです。タダのサービスなんて詐欺以外に世の中に存在しません。消費者が健全な価格競争という正論を盾に業者に迫っていくこの状況に違和感を感じます。

2.さよなら賃貸

さて、ついに長い独身生活と短い新婚生活を過ごした賃貸物件とお別れです。築30年ではありましたが最上階・角部屋の分譲賃貸だったこともあり快適に過ごせた部屋でした。大家である不動産屋とも良好な関係で更新料がゼロだったのも大きかったです。

正直に言えばまだまだここに住みたかったです。キャッシュフローの面でも生活圏の面でもこの部屋がベストな選択でした。ただ結婚生活の嫌な思い出が詰まっているのも事実で、心機一転の機会が必要でもありました。

大家に連絡をし敷金がどれだけ返ってくるか確認してもらいましたが「現状回復に75万円かかるので敷金の返金額はゼロ」との残念な回答でした。階下のDQN住人の爆音音楽を黙らせるために壁を殴った際に開いた穴、部屋の中で素振りをしていて傷つけた柱、が敷金15万円で許されたのであれば満足すべき結果だったのかもしれません。

3.引っ越し業者が大暴れ

アート引越センターは3名の作業員を用意してくれました。引っ越しのバイトをしていた経験から「小遣いは作業開始前に渡さないと意味がない」ことを知っていたので大入り袋に入れた小遣いを渡したところとても喜んでくれました。「お客さん分かってますね」とはリーダー格の社員の台詞です。

よく「引っ越し料金には作業員の給料も含まれているのだから寸志や小遣いは不要」というごもっともな発言を耳にします。もちろん正論ですが、元バイトとしてはこの意見は了見が狭いと断言します。

実際に引っ越し作業をしてみれば分かります。小遣いをくれる客がいる以上、小遣いをくれない客の作業はやる気が出なくなるのです。プロ意識などという綺麗ごとは時給10,000円以上の仕事での話です。時給1,000円のバイトとそれを取りまとめる社員にとって小遣いは大きな意味を持つのです。そうしないと小さなところで損をすることになります。

元引っ越しバイトをしていた経験からも「引っ越し業者への小遣いは必ず渡すこと、そして小遣いは前渡すること」をおススメします。

しかしここまで気を遣ってもトラブルは起きるのです。ざっと挙げてもこれだけあります。特に最後はもはや犯罪です。

・ 幅180cmのテレビ台を一人で無理やり運んで新品の床に傷をつける
・ 洗濯機を一人で運んできて柱に傷をつける
・ 見積の段階で自転車があることを確認しているのに旧宅に放置する
・ マンションのエントランスを破壊する

4.引っ越し業者の糞野郎

新しい新居に引っ越して心機一転、明日からがんばるぞと気合を入れて後片付けをしていたらリフォームの事前準備でお世話になった管理組合の理事長から電話がありました。「もしかして今日引っ越ししました?エントランスが破壊されてるのですが・・・。

エントランスを見て唖然とします。どうしてこんなことになるのか理解ができませんでした。アート引越センターの作業員はエントランスを破壊してだんまりを決め込む糞野郎だったのです。追い打ちをかけるように「防犯ビデオにも映ってるよ。どうするの?」という理事長の言葉が漫画のような矢印の形になって胸に刺さります。

こうしてエントランスを破壊した××号室の人というレッテルを貼られてしまいました。分譲マンションでこんなレッテルを貼られて生活することがどれほど辛いことか。しかも40戸に満たない小規模マンションで。返す返すもアート引越しセンターは糞野郎です。

ところがアート引越センターはさらに糞野郎ぶりを発揮してくれます。なんと本社が賠償を認めないのです。しかもその理由が社内の稟議が通らないからという理由になっていない理由なのです。今後も何十年も稟議が通らないことを理由に賠償をしない腹積もりなのでしょうか。

契約時に営業が言った「何かあっても大手の私たちなら安心ですよ」は嘘だったのでしょうか?万一のときにも安心とHPに掲載しているのは虚偽になるのではないでしょうか?

1年近くが経過した現時点でも一向に進展しないため、ついに管理組合が警察に被害届を出すことになりました。5万円の売上に対して百万円単位の賠償金を支払ったのでは大赤字になるので躊躇する気持ちも分からないではないです。しかし引っ越し作業に対する対価とエントランス破壊に対する賠償は別物です。アート引越センターがきちんと賠償してくれることを心から願っています

追記 最後通告として管理会社(財閥系)から問い合わせを入れたら手のひらを返して「いますぐ修理させていただきます!!」と管理組合に連絡があったそうです。

どうやら新築マンションの引越しの幹事会社から外されたら死活問題だから手のひらを返してきたようです。お客の声ではなく取引先の声を大切にするアート引越センターってほんとうにクソ野郎ですね。今回のトラブルに関わったアート引越センターの従業員全員が切れ痔になりますように☆

5.引っ越し業者選びで失敗しない方法

引っ越しはクロネコヤマト一択です。他の引っ越し業者とは企業の姿勢と体力が違うからです。今回のように高額の賠償問題になったときに企業の姿勢と体力が肝心になります。

私と同じような状況になることを想像してみて下さい。破壊されて修理されないエントランスを使いづける毎日を。引っ越し翌日に管理組合にお詫びに行く情けなさを。住人の方とすれ違うたびに感じる罪悪感を。全てがアート引越センターという駄目な引っ越し業者を選んだことで発生した不幸なのです。

元妻のiphone

雑談です。元妻が使用しているiphoneは私の会社の法人契約なので解約する必要があります。法人契約から個人契約に切り替わると色々大変で、端末代を一括清算する必要があります。最新のiphone6Sですから一括清算すると8万円もかかります。

解約違約金も加えた9万円が私の給料から天引きされたので元妻に請求したところ「離婚の原因はあなたにあるのだからあなたが支払うべき。そもそも法人契約にしたのはあなたが安くなるからといったからであって私が望んだからではない。9万円の債務は私のせいじゃない。」と言うのです。

自分から離婚したいと言っておきながら、都合が悪くなると最後まで離婚に抵抗してきた私のせいにするその厚顔無恥さにほとほとあきれ果てました。

はやく元妻の存在を頭の中から消し去りたかったので黙って9万円を支払いましたが不愉快であることに変わりはありません。私が一括支払いをしたiphoneを元妻が返却するわけはなく我が物顔で使用しているのです。

常識的に考えれば元々使っていたiphoneに機種変更をしiphone6Sは私に返却するのが筋でしょう。元妻にこの行為が窃盗だという認識はなく当然の権利だと思っているのです。

そしてこの不愉快なやりとりが元妻との最後のやりとりになりました。この件で離婚してよかったと心底思えるようになりました。狂った人間をパートナーにしたことで危うく私の人生がボロボロになるところでした。100%元妻のことを嫌いになれたので、この不愉快な経験も不幸中の幸いと思うしかありません。

本日の終わりに

こうして禍根を残して引っ越しが終了しました。リフォーム工事もいろいろありましたし、本当に疲れました。次回は入居後の家電・家具選びについて記事にしていきます。不動産を購入すると気が大きくなってしまい、ついつい散財してしまうのです。

それでは今日はここまで、本当にお疲れさまでした!!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする



コメント

  1. 餅つき名人 より:

    ろんろんさんへ

    コメントありがとうございます。コメント非公開をご希望とのことなので非公開とさせていただき私の返信だけ公開いたします。

    この長い長いマンション購入奮闘記を最後までお読みいただいてありがとうございます。当ブログのアクセスのほとんどが最新マンションレビューに偏っていますが最新マンションレビューはSEO対策であり、本当にお伝えしたいことはろんろんさんが汲み取っていただいた部分なのです。

    私はマンション評論家ではなくマンション購入で人生まで翻弄された庶民の一人であり、その経験をネット上でシェアすることで同じ苦労をする人が一人でも減ればと願ってブログを開設しました。

    そして、ろんろんさんに私の伝えたいことが120%伝わったという事実がこのブログへの最高の賛辞です。すでにろんろんさんのお考えは私以上に深いレベルにありますのできっと納得のいく住まいが見つかると思います。家探しは真面目にやると本当に難しいですよね。こんな苦労をするくらいなら一生賃貸でいいと私は思います。

    永遠に素人丸出しの拙いブログですがまた立ち寄っていただけたら嬉しいです。ろんろんさんの住まい探しが納得のいくものになることをお祈りしています。

  2. テツ より:

    はじめまして。結婚し、まだ夫婦二人なのですが、都内でマンション購入を検討しはじめたしがない通行人です。

    他のマンションレビュー記事から足を運び、マンション購入奮闘記の記事を一通り読ませていただきました。
    餅つき名人さんにとってはしがない一人の通行人だとは思いますが、(大げさかもですが)感銘を受けたため、感謝や、このブログの応援の意を込めてコメントさせていただきます。

    どの記事も痛烈な表現ではあるものの、一つの視点として非常に参考になる意見が多く、私自身の今後に活かしていきたいと思いました。
    マンションレビューの記事では、評価の観点をなるべく定量的・客観的な視点で評価する手法に、すごく納得感がありました。おそらく1番のポイントは、駅の魅力であったり、個人の価値観であったり、という主観的な要素を蔑ろにしていない点では、と個人的に思っています。
    予算、売却時などの損益計算は意識していた観点でしたが、駅距離単価の評価は目からウロコでした。(これはすぐに取り入れられるので、すぐに見直したりさせていただきました)

    マンション購入奮闘記は、私たち夫婦が今検討している内容と非常に酷似しており、似たような考えの人は多いんだなぁ、と思いました。
    プロの活用、信頼できる人を見つける、一人で頑張らない、費用対効果、将来の幸せの計算、色々な観点を考える必要があると、改めて感じさせていただきました。
    妻が建築業界のため、業界情報に詳しい部分もありあまり気にしておりませんでしたが、やはり不動産業はまた別とみて、頼れるプロを探そうと思います。
    また、住宅購入だけが幸せではないので、将来像を見つめ直しながら、ベストな選択を決めていこうと思います。

    駄文、長文になりましたが、以上になります。

    • 餅つき名人 より:

      テツさんへ

      とても励みになるコメントありがとうございます。当ブログの伝えたいことを120%もご理解いただきこちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

      またテツさんがご指摘いただいた「一人で頑張らない」というこの一言が当ブログが伝えたいことの本質なのかもしれないといま気づきました。私は一人で抱え込み過ぎたのだと思います。元妻にも辛い思いをさせてしまいました。

      不動産購入は精神的にも時間的にも肉体的にも大変な負荷がかかる活動です。私のように泥沼に陥ると大切なものまでなくしてしまうことになりかねません。賃貸で十分だと割り切るだけであらゆるリスクから解放されますのでぜひ賃貸も視野に入れてみてください。

      購入するにせよ賃貸するにせよテツさんの住まい探しが納得のいくものになることをお祈りしています。更新頻度の低いブログではありますがまた遊びにいらしていただけたら嬉しいです。応援のコメントありがとうございました。