第82棟目:パークホームズ日本橋時の鐘通り
冒頭で紹介した「あんなマンション、素人の投資家向けだよ」という日本橋の不動産業者のコメントが当物件の全てを的確に端的に表現しています。当物件はコスパ病を患った投資家気取りの患者さんたちに向けた三井不動産からのギフトです。当ブログの嫌味など無視して、恥も外聞もなく飛びついてください。もちろん飛びつける部屋が残っていたらの話です。
マンション購入は満足度が高いけどリスクもいっぱい。マンション購入と同時に離婚してしまった男の意見を少し聞いてみて下さい。
冒頭で紹介した「あんなマンション、素人の投資家向けだよ」という日本橋の不動産業者のコメントが当物件の全てを的確に端的に表現しています。当物件はコスパ病を患った投資家気取りの患者さんたちに向けた三井不動産からのギフトです。当ブログの嫌味など無視して、恥も外聞もなく飛びついてください。もちろん飛びつける部屋が残っていたらの話です。
番町は昔から地味な街です。一部の人間がオワコン扱いしても何も変わることはありません。日テレ跡地の再開発が盛大に行われても、番町は今までもこれからも皇居に一番近い郊外のままです。 1億5,000万円ほど出せば郊外とまったく同じ生活を皇居のそばで営むことができるこのチャンスを見逃すのはあまりに惜しいと考えます。
「芸能人を広告塔に起用したマンションは要注意」と冒頭で述べたように、当物件は見どころが全くないどころか魅力が全くないマンションでした。当物件と同じ条件であるバス便の海沿いマンションを選ぶなら晴海フラッグの方がまだマシです。正直なところ当物件を選ぶ理由が見当たらないというのが素直な感想です。
辛口の読者からは郊外のパークホームズはチープホームズにブランド名を変更した方が良いというご意見もいただきます。個人的にはチープホームズはちょっと品がないので、上品にハーフホームズ(郊外・大衆向け)くらいがいい塩梅ではないかと感じています。ハーフとは中途半端の意味ではなく、値段が半分のハーフですので誤解しないでください。
結果は30点となりました。角部屋という物件内で最も優れた間取りを選んだことで実現した点数であり、他の間取りを選べば10点にしかならない点に注意が必要です。当物件は地盤だけが取り柄であり、当物件を積極的に選ぶ理由が見当たりません。
当ブログを開設できたことが自宅マンションの売買における一番大きな財産であることは間違いありません。もっと素直に言うのなら、ブログやTwitterで多くの方から頂戴した温かいコメントこそが自宅売買で得た本当の財産です。
城東エリアに位置する当物件は「価格帯の壁」「売却しづらいエリア」という二重苦に苛まれる可能性があります。もし当物件に9,900万円を出すならパークタワー勝どきにします。「価格帯の壁」「売却しづらいエリア」という二重苦が回避できるからです。
デベロッパーが野村不動産であることを気にしないだけの胆力があり、柱の影響がない間取りを選んだら90点にもなりうるポテンシャルがあるマンションです。要するに怖いもの見たさで契約したマンションのレビューを依頼してくれた読者の審美眼に間違いはなかったということです。
バブル崩壊の序曲が奏でられている2020年に、需要と供給のバランスが崩れかけている湾岸エリアで、新築のタワーマンションを1億円で契約して、2024年に残債割れの状態で引き渡しを受けるリスクを取ることは普通の人がやるべきことではありません。
それにしてもゴリラ不動産の無能ぶりはまるでコントに出てくるキャラクターのようでした。次から次へとやらかしてくれますし、そのやらかしの度合いがエスカレートしてくるのですからたちが悪いとしか言いようがありません。間抜けという言葉はゴリラ不動産のためにあるのかもしれません。
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