第79棟目:パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア

出典元:物件公式HP

本日の物件

こんにちは、餅つき名人です。今回のレビューは千葉県三部作の第2弾ですが、第1弾のエクセレントシティ新松戸グランが驚くほど反響が薄く、お年玉企画としてぶち上げたテンションが急降下の状態です。

要するに世間様は郊外のマンションなど興味がないのです。郊外の新築マンションがいかに不人気なのかをブログのPVやTwitterのいいねの数で改めて実感しました。

愚痴はこのくらいにして話を進めます。本日のマンションは「パークホームズLaLa南船橋ステーションプレミア」です。値札のついたガラクタを取り扱う巨大な商業施設やギャンブル中毒者を収容する施設がシンボルとなっている場末感漂う街、南船橋に建設されるマンションです。

そんな資本主義の場末とも言える殺風景なエリアに建設される当物件がどれだけの評価になるのか簡易版としてレビューしてみます。簡易版ですので読者から提供いただいた情報と現地調査の情報が判断の根拠の全てとなることをあらかじめお断りしておきます。

なお、当レビューは当ブログの「インターネットで調べれば15分程度でその新築物件の適正価値が分かる」という主張を証明するものであり、読者の方が真似できるようお手本を示すものです。

>> 千葉県三部作の第1弾もご覧ください。不人気で泣きそうです。

お断り

当物件を検討されている方へ

当レビューは「夜遊びが大好きなサラリーマン(40代・バツイチ・都心在住)の私が買いたいか」という個人的主観が評価基準です。マンションに求める条件は十人十色であり、私の評価基準が皆さんの評価基準と異なって当然です。

当レビューの結果が悪くてもご自身の評価基準で合格であれば迷うことはありません。他人が推奨する株を購入して金持ちになった人間がいないのと同じです。他人が言うことを気にするのは自分の判断に自信がないことの裏返しでしかないのです。

特に子育てを最優先事項にするファミリー層にとっては何の参考にもなりません。「離婚するような人間の言うことは信用できない」「錦糸町に住んでいた人間が偉そうなことを言うな」など聖人君子の皆様から心温まるご意見を頂戴することもあります。

こんな台詞を平気で口にできる人間を親に持った子供がかわいそうだなと思いますが、寄せられるクレームが私に向けてではなく、自分自身の不甲斐なさに向けたものであることを私は知っています。

当ブログにクレームを入れることで少しでも心が軽くなるのであればどうぞご自由になさってください。私は右の頬を打たれたら喜んで左の頬を差し出します。

>> レビューで使う評価軸はこちらをご覧ください。

>> モデルルームに行く前にこちらをお読みください。

モデルルーム

当物件を契約された方へ

家電を買った後に価格コムの最安値や口コミを読む被虐的な趣味のある方がいますが、非生産的な行為であることは誰の目にも明らかです。マンションも同様です。契約書にハンコを押した時点でもう後戻りはできないのですから未来に向けてやるべきことに集中すべきです。

誰もが認めるマンションなんてこの世の中に存在しません。坪単価1,000万円を超えるザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵ですら文句を言う人がいます。分譲時の価格から2倍近くの価格で取引されているワテラスタワーレジデンスの販売時に「資産価値が保たれるか心配」という人もいました。

私が新築で購入した都心マンションも例外ではありません。当時の口コミを見れば「高い、高過ぎる」と価格に対してのネガティブキャンペーンを筆頭に、些末なデメリットをことさらに強調する口コミがずらりと並びます。

しかし、実際には引き渡しから数年で30%以上の値上がり益を享受できているのが残酷な現実です。口先番長が書くネット上の情報がいかに無価値なものであるのかがよくわかります。

当物件を契約された方は自分自身で徹底的に調べ上げたうえにプロの評価まで確認して、自信を持って契約したのです。予算も度胸も審美眼もない哀れなネット民からのどんな罵詈雑言でも中条あやみからの愛の告白にしか聞こえないはずです。

もしこのレビューが安田大サーカスのクロちゃんが歌うアイドルソング並みに不愉快に感じるとしたらすぐに病院に行ってください。コンクリートの塊と自分自身のアイデンティティを同一化するのは正常な人間がやることではありません

得点

チェック1:東京・品川・新宿まで30分程度→落第

※ 当項目はどれだけ便利な駅なのかという最寄駅の駅力を判定します。

最寄り駅となる南船橋駅からは東京駅まで32分、品川駅まで54分、新宿駅まで60分です。

そして、恒例の総武線沿線駅で例えれば稲毛駅レベルの交通利便性となります。前回レビューした新松戸駅とほぼ同等でもあります。

津田沼よりもさらに奥地である稲毛駅や、もはや旅行と称された新松戸駅と同等の交通利便性であることに価値を見出す人はいないでしょう。問答無用で落第です。

  1. 南船橋駅 東京駅まで32分、品川駅まで54分、新宿駅まで60分
  2. 稲毛駅 東京駅まで38分、品川駅まで47分、新宿駅まで56分
  3. 新松戸駅 東京駅まで40分、品川駅まで49分、新宿駅まで54分

京葉線擁護の痛々しさ

東京駅に直通30分程度であることが京葉線沿線駅を擁護する人のポジショントークですが、品川駅や新宿駅までの交通利便性についてダンマリを決め込むのはまるで無能な政治家のようです。

さらに東京駅での乗り換えの不便さについてもダンマリを決め込むのも京葉線擁護者あるあるです。仕上げに丸ビルやJPタワーに駅直結であることも主張しますが日本で丸ビルやJPタワーのテナント企業に勤務している人が何人いるというのでしょう。

そもそもの話で丸ビルやJPタワーのテナント企業に勤務している人なら利便性を考慮すれば月島・豊洲・勝どきの湾岸エリアに住むはずです。わざわざ南船橋に住む必要がありません。

ポジショントークとは自分に都合が良い部分だけを主張する偏執的なものですが、京葉線擁護者の論を見聞きするとまさにポジショントークのお手本そのものであることがよくわかります。

風に強い京葉線

京葉線が風に弱いことはよく知られた事実です。京葉線の駅に「2020年は風による遅延は1件だけでした」という趣旨のポスターが誇らしく貼られています。京葉線擁護者は「だから京葉線は風に弱くないと言っているだろ」といきり立ちますが、こんなポスターが貼られていること自体が異常であることに一般の人たちは気づいています。

山手線のどこにもこんなポスターは貼ってありません。江戸川区の公園に掲げられた「暴走族の元気を未来に向けよう」というポスターと同じくらい滑稽です。民度と治安が悪いことをわざわざ公言しても世間から白い目で見られるだけです。

チェック2:食べログの店舗数400件以上→落第

※ 当項目は飲食店の数で駅力を測定し、売却時の客付きを判定します。

南船橋駅で検索したところ136件の結果になりました。もちろん落第です。

また、飲食店の数の少なさに驚くと同時にずらりと並んだチェーン店ばかりの検索結果にも驚きます。木や布といった温もりのある店が全くありません。コンクリートで塗り固められた殺風景で味気ない南船橋にふさわしい結果にほっこりします。

飲食店の数は街の活気、飲食店のジャンルは住民の質を推し量るバロメーターです。資産価値を気にしてしている人は南船橋で中古マンションが高値で取引されるのか慎重に判断するべきです。

チェック3:駅から徒歩5分以内→合格

※ 当項目は資産価値の土台となる駅距離を判定します。

最寄り駅の南船橋駅まで徒歩3分ですから合格です。最寄駅の交通利便性の悪さを多少はカバーしてくれます。

動く歩道は不便

当物件は動く歩道が利用できることをアピールしていますが、現地調査をすればららぽーとや競馬場に向かう人で渋滞することがイメージできるはずです。私が現地調査した際もららぽーとに向かう人の波に巻き込まれてしまい、動く歩道ではなく側道を歩く羽目になりました。

公式HPが動く歩道が敷地内のプライベート空間であるような印象をミスリードするのは悪意を感じます。動く歩道は住民以外にも値札がついたガラクタを求める人たちやギャンブル中毒の人たちも利用するのです。常時快適に利用できるものではありません。

チェック4:安定した地盤であること→落第

※ 当項目は地盤の強度を測定し、自宅が非常時の避難場所になり得るか判定します。

当物件の建設地はゴミ捨て場ですから落第です。ゴミ捨て場という表現が不適切であれば埋立地と表現しても結構です。もちろん落第という結果に変わりはありません。

軟弱な地盤に建設されるマンションであれば、せめて免震構造を採用して欲しかったと思うのは私だけではないはずです。

チェック5:残債割れにならないこと→落第

※ 当項目は残債割れのリスクを判定します。

候補の部屋

候補の部屋はリクエストをいただいた中住戸(南西向き・4LDK角部屋・77m2・5,000万円)です。柱の食い込みを角部屋らしく上手に逃しており、各部屋ごとに収納スペースが確保されこれぞ角部屋、買うなら角部屋という間取りです。

試算結果

入居時 :価格5,000万円、売却5,000万円(坪単価214万円)、収支±0万円
10年後:残債3,711万円、売却3,505万円(坪単価150万円)、収支▲206万円

周辺相場はウェリス南船橋(駅徒歩9分/7階/築13年/81m2・リフォーム済)が3,380万円(坪単価138万円)でSUUMOに出ています。

駅距離や規模、リフォームの有無、売り出し価格が適正価格から5〜10%ほど上乗せされている傾向など諸条件を補正すると10年後に坪単価150万円程度になるとみておけば大外れはしないでしょう。

下落率はマンション全体の平均下落率である年間2%を上回る年間2.99%になりました。前回レビューしたエクセレントシティ新松戸グラン(2.98%)とほぼ同じ下落率であり、郊外物件の割高さを証明する結果でもあります。

もちろん最終的に資産価値がゼロになることはありません(あり得るかも?)。しかし、都心のマンションでこんな結果が出ることもありません。駅距離に関わらずこれが郊外の新築マンションの現実なのです。当然のことながら当項目は落第です。

>> 中古マンションにも目を向けて欲しいです。

チェック6:家賃よりも安いこと→落第

※ 当項目は賃貸との優劣を判定します。

ワンダーベイシティSAZAN(駅徒歩5分/南西8階/築15年/96m2)が家賃17.9万円でSUUMOに掲載されています。駅距離・築年数は当物件が有利、広さはワンダーベイシティが有利なのでほぼ同等の賃料と判断します。

結果は購入と賃貸が見事にバランスしたものとなりました。これも前回レビューしたエクセレントシティ新松戸グラント全く同じ傾向です。家賃より安く住むという不動産を購入する唯一の目的が達成できない以上、当項目は落第です。

都心と比較して郊外は物件価格が圧倒的に安いことが魅力ですが、家賃も安いことを忘れてはいけません。そして家賃が安いということは不人気なエリアであることも意味します。誰も住みたがらないから家賃が安いのです。

要するに南船橋は不人気なエリアだということです。一方で不人気なエリアこそが値上がりするエリアでもあります。

都心のゴミ捨て場から都心のベッドタウンに昇格した湾岸エリアと同じような成長を期待する人に共感はできないものの理解はできます。期待値の低さから「無知に課せられた第二の税金」と揶揄される宝くじに当選することを期待するのは個人の自由だからです。

購入の場合

支払額    13.6 万円(10年固定0.8%)
管理費修繕費   2.5 万円
固定資産税    0.5 万円(仮)
諸経費        3.3 万円(往復)
専有部修繕費  1.0 万円
ローン控除     ▲3.0 万円
10年後の価値 1.7 万円(残債割れです)
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合           計     19.6 万円(10年平均)

賃貸の場合

家賃    17.9 万円
諸経費       1.8 万円(敷礼金・更新料・保険料等)
=====================================
合        計   19.7 万円(10年平均)

>> マンションを購入しないという選択もあります。

購入と賃貸

>> 金利は固定金利の方が安心です。

>> 手付金は満額払ってはいけません。

チェック7:目立つこと→合格

※ 当項目は売却時に指名買いが発生するかを判定します。

南船橋駅周辺というエリア限定であれば当物件が地域No.1のマンションになるでしょう。何しろ当物件以外に駅近のマンションが存在しないからです。よって当項目は合格とします。

もちろん学校のクラスで誰が一番勉強ができるというレベルの話であることは忘れてはいけません。他校を含めた同じ学年で比較しても成績上位になれるかが受験では重要です。南船橋というヤンキー学校でトップの成績を収めても受験では全く通用しないのはいうまでもありません。

チェック8:柱が室内に食い込んでいないこと→合格

※ 当項目は建物の設計の贅沢さとデベロッパーのヤル気を判定します。

レビュー対象の間取りであれば合格です。前述の通り上手に柱の食い込みの影響を最小限にできた設計になっています。

一方で他の間取りは玄関周りのスペースが中途半端で、廊下側の柱もいやらしく居室に食い込んでいます。映画館で隣の人と肘掛けを奪い合う感じです。

当物件の間取り図を見れば当物件が安普請マンションであることは明白です。ユニクロのダウンジャケットを買うように割り切れるなら問題はありませんが、ユニクロのダウンジャケットをモンクレールだと言い張るのは恥ずかしいのでやめましょう。

占有部の貧弱さ

「同じパークホームズというブランドにも関わらず都心と郊外で占有部の仕様にここまで差がある理由が知りたい」とのご質問をいただいています。

安楽亭のカルビと叙々苑のカルビを同じ品質だと思う人はいません。質が違うから価格が違うのです。パークホームズというブランドの中でも明確な序列が存在します。当物件はその序列の底辺に位置するというだけの話です。

当ブログに刺激されたのか辛口の読者からは郊外のパークホームズはチープホームズにブランド名を変更した方が良いというご意見もいただきます。確かに以下のような綺麗な序列となり検討者の混乱を招きません。

チープホームズ(郊外・大衆向け)→パークホームズ(近郊〜23区・大衆向け)→パークコート(都心・大衆向け)→ パークマンション(都心・富裕層向け)

個人的にはチープホームズはちょっと品がないので、上品にハーフホームズ(郊外・大衆向け)くらいがいい具合ではないかと感じています。ハーフとは中途半端の意味ではなく、値段が半分のハーフですので誤解しないでください。

チェック9:洗面所の入り口が廊下にあること→合格

※ 当項目は建物の設計の贅沢さとデベロッパーのヤル気を判定します。

候補の部屋は合格ですが、他の部屋では落第になる場合もあります。郊外でマンションを購入するのであれば角部屋一択であることはマンション購入ノウハウの各記事で主張しているとおりです。

>> 間取りについてはこちらをご覧ください。

チェック10:家族の思い→落第

※ 当項目は評価者の個人的価値観を満たすかを判定します。

冒頭で指摘したように文化も歴史もない都心以上に殺風景な資本主義の場末に住むことは個人的に不可能です。

ランジェリー姿の壇蜜が部屋で待っていても無理です。ジャージ姿の安藤なつが部屋で待っている都心のパークコートの方を選びます。よって当項目は落第とします。

結果

結果は40点となりました。角部屋という物件内で最も優れた間取りを選んだことで実現した点数であり、他の間取りを選べば20点にしかならない点に注意が必要です。

当物件は駅までの距離と価格の安さだけが取り柄であり、資産性と居住性の両立が期待されるマンションの役割を果たせていません。

総評

資本主義の場末

現地調査をすれば味気のない街並みに心までもが寒々しくなっていきます。値札がついたガラクタが並べられた倉庫がこの味気なさのシンボルなのは疑いの余地がありません。なお、この倉庫は「ららぽーと」「IKEA」という別名が冠されています。

そんな南船橋の倉庫たちを道路から眺めていると住友不動産の「光景(シーン)となる象徴(シンボル)」というマンションポエムが頭をよぎります。このマンションポエムは南船橋のために作られたのかもしれません。まことに見事なマンションポエムです。

さらに冒頭で触れているようにギャンブル中毒者が集まる施設が隣接しているのも場末感を倍増させます。「コンクリート・賭博場・倉庫」の組み合わせは「バース・掛布・岡田のバックスクリーンさん連発」に匹敵する破壊力です。

家族がいればどこだって楽園

それでも、当物件を選べるほど幸せな家庭があるのならそれで十分だというのが本音です。バツイチ独身男が何を吠えようが幸せな家族連れには柴犬の鳴き声にしか聞こえません。

南船橋を殺風景な資本主義の場末だと感じるのは、私の心が荒んでいるからに他なりません。こんなに希望と愛と未来に満ち溢れた街に住む幸せを想像できない自分自身を恥ずかしく思います。

当物件は住むことで幸せになるマンションではなく、幸せなら住めるマンションです。幸せならどこに住んでも一緒という身も蓋もない結論は、郊外の住戸とは昔からそういうものであるという当たり前のことを思い出させてくれます。

郊外を都心と同じに語るな

不動産の資産価値について多くの人が意識するようになりましたが、当物件のような郊外物件にまで資産価値を論じる風潮は異常です。

腕時計の世界で例えればロレックスとシチズンを同じ基準で評価するようなものです。シチズンにはシチズンの良さがあるのにロレックスと同じ基準で評価したら低評価になるのは当然です。シチズンのソーラー電波時計を愛用している私からしてみたら見当違いも甚だしいとしか感じません。

しかし、マンションの世界ではシチズンの利用者自身がロレックスと同じ基準でシチズンを評価するのです。さらにはシチズンの優位性を語るのですから滑稽としか言いようがありません。定価に対する買取価格の割合で比較したらシチズンがロレックスに勝てるわけがありません。

当ブログはドンキホーテを自認していますので滑稽なことでもこうして世間様に公開していますが、くれぐれも真剣にマンションを検討されている方は郊外マンションを都心マンションと同じ基準で評価しないようご注意ください。郊外マンションは幸せな家族が幸せというリーサルウエポンを武器に様々な欠点に目をつぶって買うものです。

当物件は再開発物件ではない(21.02.13追記)

レビューを公開した後、当物件は再開発物件なのでそれを加味しなければ正当な評価にはならないとのご指摘をいただきました。テレビ通販で多用される「あの芸能人もご愛用」という枕詞にどんな価値があるというのでしょう。再開発と呼べば全てが許されると考えている短絡的な発想に他なりません。

再開発とはポテンシャルがあるのに活かしきれていないエリアを活性化させるプロジェクトに使う言葉です。虎ノ門などはまさにその典型ですし、神田も再開発を名乗るのにふさわしいエリアです。要するに再開発は都心にしか使ってはいけない言葉だということです。

南船橋の開発は単なる開墾です。不毛の大地をなんとか価値のある土地にしようとしているだけです。ポテンシャルすらない街に再開発という言葉を使うのは間違っています。スプーンを使って蕎麦を食べようとしている外国人くらい間違っています。

終わりに

お疲れ様でした。前回レビューしたエクセレントシティ新松戸グランよりは当物件の方がマシです。それは当物件が駅近だからです。たとえ京葉線の郊外駅だとしても駅近はそれだけで価値があります

一方で今回のレビューがやたらと前回レビューの表現を使い回しているのは、郊外マンションが抱える課題が共通であることを意味します。

次回は千葉県三部作の第3弾ですが郊外マンションで語りたいことは前回と今回で語り尽くしたので、書いても尻すぼみな展開になるかと思いますがご容赦ください。新浦安に対する怨念はもう消え去りましたので尚更です。

さて、簡易版のレビューをご希望の方は「価格」「間取り」「管理修繕費」の情報をご用意の上でご連絡いただければ幸いです。現地調査もやるので全てのリクエストに応えることはできませんが今までよりは応えることができると思います。

最後にあらためてお断りしておきます。当レビューはあくまで私の個人的な見解です。ですから当物件を検討している方は、ネット上の評論を読み、自分自身で納得するまで調べ上げてください。

そして、最終的にはご自身の判断を大切にしてください。他人の意見は参考にしてもいいですが、従ってはいけません。冒頭で述べたように他人の勧める株を買って金持ちになった人はいないのです。

なお、当物件の購入を決意されたとしても、一度は不動産コンサルタントに相談してみてください。見落としている事実があるかもしれませんし、何も見落としがなければ安心して契約できると思うのです。多くの読者の方が不動産コンサルタントに相談して納得のいくマンションを購入されている事実を目の当たりにして、改めて強くそう思います。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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16件のコメント

「動く歩道が敷地内のプライベート空間であるような印象をミスリード」まさにこの表現がこの物件の真髄をグサッとえぐっていますね。
良く言えば個別性がある、悪く言えば他にアピールポイントが無い。例えば駅直結ならそっちをもっと大々的に推すはず!
当分無いとは思いますがJRの思いつきで無くなる借地状態ですから永久的でもない点がさらに不安を重ねますね。

強いて言えば、ランジェリー姿の壇蜜が部屋で待っていたら私は喜んで選びます。もちろん永久的にであればですが(笑)

コメントありがとうございます。新築マンションのコピーライトは詐欺スレスレですよね。本当に価値のあるマンションは買いたくても買えない人が続出するくらいの人気がなくてはなりません。冷静に考えたらランジェリー姿の壇蜜ならアリかもしれませんね(笑)引き続き当ブログをよろしくお願いいたします^^

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