第77棟目:Brillia 上野 Garden
城東エリアに位置する当物件は「価格帯の壁」「売却しづらいエリア」という二重苦に苛まれる可能性があります。もし当物件に9,900万円を出すならパークタワー勝どきにします。「価格帯の壁」「売却しづらいエリア」という二重苦が回避できるからです。
マンション購入は満足度が高いけどリスクもいっぱい。マンション購入と同時に離婚してしまった男の意見を少し聞いてみて下さい。
城東エリアに位置する当物件は「価格帯の壁」「売却しづらいエリア」という二重苦に苛まれる可能性があります。もし当物件に9,900万円を出すならパークタワー勝どきにします。「価格帯の壁」「売却しづらいエリア」という二重苦が回避できるからです。
デベロッパーが野村不動産であることを気にしないだけの胆力があり、柱の影響がない間取りを選んだら90点にもなりうるポテンシャルがあるマンションです。要するに怖いもの見たさで契約したマンションのレビューを依頼してくれた読者の審美眼に間違いはなかったということです。
バブル崩壊の序曲が奏でられている2020年に、需要と供給のバランスが崩れかけている湾岸エリアで、新築のタワーマンションを1億円で契約して、2024年に残債割れの状態で引き渡しを受けるリスクを取ることは普通の人がやるべきことではありません。
それにしてもゴリラ不動産の無能ぶりはまるでコントに出てくるキャラクターのようでした。次から次へとやらかしてくれますし、そのやらかしの度合いがエスカレートしてくるのですからたちが悪いとしか言いようがありません。間抜けという言葉はゴリラ不動産のためにあるのかもしれません。
つまり、千葉県レベルの交通利便性、みすぼらしい駅舎、活気のない街、水害リスク等の懸念点も全て承知したうえで金町に住む覚悟があるのなら当物件を選ぶことは間違った選択ではないということです。
当物件は機能性は抜群だけれどデザイン性はイマイチなワークマンの服のようなマンションなのかもしれません。ワークマンの服は割り切って使えば最高のパフォーマンスを発揮するように、マンション選びにおける優先順位が明確になっている検討者であれば一定の満足感を得られる可能性も感じます。
どうしてもロボット掃除機が欲しいというのであればルンバi7を検討すべきです。当製品はルンバi7を買った後に無駄遣いがしたくなった時に検討する程度の代物です。ブラーバはダウンライトやエコカラットなどのマンションのオプションみたいな位置づけだと理解していただければいいでしょう。要するにそれ単体では無価値だということです。
よくよく考えてみれば当然な話です。お金持ちが見学に来たからといって買ってくれるわけではないのです。合コンに沢尻エリカが来たからといって、沢尻エリカと付き合えるとは限らないのと同じです。
「再開発計画が目白押しの山手線の駅徒歩圏に建設される港区のタワーマンション」という最高の肩書きを持つにもかかわらず全く心を揺さぶられない無味乾燥な新築マンション。私の当物件に対する素直な評価です。
当物件の特徴をまとめると、価格は割高で間取りも酷い、一方でマンションとしての設備は稀に見る充実さであり、交通利便性も生活利便性も十分、という評価になります。間取りは変えようがありませんから価格の安い部屋を選ぶことで、長所だけを享受することが最善手になります。眺望や日照など気にしてはいけません。とにかく坪単価の安い部屋を買うのです。
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